こんにちは 『こどもとくらす』のくるみです
私は子どもと行く秋のお散歩がとっても好きです
過ごしやすい気候の中で紅葉した景色にも癒され、心なしか気持ちも穏やかになれる気がします
秋のお散歩で子どもと一緒に夢中になってどんぐりを拾ったことがある方も多いと思います
せっかくひろったどんぐり、絵本を通して子どもの世界をもう少し広げてみませんか?
本記事では筆者が保育士と子育ての経験を活かして、とっておきの「どんぐりの絵本」を集めてみました
この記事を読むことでお子さんの年齢や興味にぴったりのどんぐりの絵本がきっと見つかります
年齢別「どんぐりの絵本」
どんぐりの絵本といっても種類はさまざま。
可愛らしいフォルムのどんぐりが登場する楽しい物語やどんぐりが繊細なタッチで描かれている絵本などいろいろです
年齢ごとに紹介していきますね
「どんぐりの絵本」0歳~1歳におすすめ
『どんぐりころちゃん』 みなみじゅんこ
【あらすじ】かわいくて楽しいわらべうたの絵本
【おすすめポイント】ふれあいあそびが大好きな子どもたち
お子さんを膝にのせて一緒に遊んでみてください
4歳の息子もまだ大好きで「もう一回やってー!」と何度も楽しんでやります
youtubeにも動画があがっているので参考にするといいと思います
一度聞いたら子どもたちはすぐに覚えますよ♪
どんぐりころちゃん
あたまはとんがって
おしりはぺっちゃんこ
どんぐりはちくりしょ
ぽーーん!
語りかけ絵本 どんぐり
文・絵 こがようこ
【あらすじ】文をそのまま読むと、しぜんと語りかける形になる絵本
【おすすめポイント】赤ちゃんに絵本を読んであげたいけれど…
どんなふうに読んだらいいかな?というパパやママに向けて作られたそうです
やさしさいっぱいの語りかけ絵本
赤ちゃんとのスキンシップのきっかけにぜひ読んでみてくださいね
「どんぐりの絵本」2歳~3歳(年少)におすすめ
どんぐりころころこーろころ(かみしばい)
脚本・よこみちけいこ 絵・長野ヒデ子
【あらすじ】風にふかれてぽとんと落ちたどんぐり。ころころころころ転がって・・・
童謡『どんぐりころころ』を題材にした、年少向けのおはなしかみしばい。楽譜と歌詞も掲載。
どんぐりとんぽろりん
作・武鹿悦子 絵・柿本孝造
【あらすじ】くまさんとりすさんが楽しくどんぐりをひろって遊ぶ様子を描いたお話。
【おすすめポイント】とんとん、ぽりぽり、かさこそなどたくさんの擬音語をつかってリズムよくお話が進んでいくところがポイント。
小さな子でも楽しめる親しみやすい絵本です。
どんぐりころころ(しぜんにタッチ!)
監修・大久保 茂徳
【内容】どんぐりが大きくなって落ちてくる様子をきれいな写真で見せてくれる図鑑のような絵本。
【おすすめポイント】大きくてきれいな写真がとっても見やすくておすすめ。
写真を見るだけでもいいので、低年齢から長く活躍しそう!
「どんぐりの絵本」4歳~5歳(年中)におすすめ
どんぐりむらのぼうしやさん
作・なかやみわ
【あらすじ】どんぐりむらのぼうしやさんを舞台にはじまる物語。なかなか売れない帽子に困ったどんぐりたちが考えたアイデアは・・・?可愛いどんぐりたちの可愛いどんぐり帽子にワクワクするお話です。
【おすすめポイント】くれよんのくろくんなどの絵本でおなじみの「なかやみわ」さんの作品。少し長めのお話ですが、いろいろな形のどんぐりさんやたくさんの森の動物が登場するので、楽しく最後まで読むことができます。
『どんぐりころころおやまへかえるだいさくせん』作・絵 スギヤマカナヨ
作・絵 スギヤマカナヨ
【あらすじ】童謡「どんぐりころころ」の歌詞の続きが気になっていた絵本作家のスギヤマカナヨさんがないなら作っちゃえ!と続きを作っちゃったという素敵な発想からうまれた絵本。
【おすすめポイント】絵本ナビのサイトでは人気絵本の上位にランクインしてプラチナブックに選ばれています。
まるごと歌えて楽しい絵本、続きが気になっていた方にもぜひ読んでいただきたい1冊です。
★ぽっとんころころどんぐり★
作・いわさゆうこ
【内容】季節によって違うどんぐりの姿を知ることができる1冊。どんな動物がどうやってどんぐりを食べているのか、昔の人がどんぐりを食べていた話など…どんぐりについてちょっぴり深く知ることができる。
【おすすめポイント】森の中で実際のどんぐりを拾って見ているかのような描写がとっても美しい。いままで同じように見えていたどんぐりの違いに気づけて、どんぐり拾いも楽しくなりそう!
文章は少ないけれど、いろいろな場面を想像しながらお話を聞ける年齢の子どもにおすすめです。
わんぱくだんのどんぐりまつり
作・ゆきのゆみこ 上野与志 絵・松崎茂樹
【あらすじ】森の中に迷い込んだ3人組の子どもたちがどんぐりと一緒に楽しい時間を過ごすワクワクするお話。そんな3人はおおきなくぬぎの木と何か約束をして・・・
【おすすめポイント】ドキドキワクワクしてお話を読み進めたくなる1冊。秋のお散歩や遠足の前に読んで気持ちを盛り上げるのもおすすめです
「どんぐりの絵本」6歳~(年長)におすすめ
どんぐりかいぎ 作・こうやすすむ 絵・片山健
文・こうやすすむ 絵・片山 健
【あらすじ】どんぐりがたくさんなる年「なりどし」とどんぐりがあまりならない年「ふなりどし」があるのはどうして?という疑問から生まれた物語。森とどんぐりと動物たちのちょっぴり深いお話。大人が読んでも楽しい絵本。
【おすすめポイント】少し難しい内容ですが、小さなどんぐりから自然の厳しさや面白さを知るきっかけになるかも!?
長めの物語を楽しめるようになったお子さんにおすすめの1冊。
まいごのどんぐり 松成真理子
【あらすじ】コウくんが名前をつけていつも一緒にいたどんぐり。しかし、ある秋の日まいごになってしまいます。コウくんに見つけてもらおうと頑張りますが・・・
コウくんとどんぐりの絆を描いた感動の1冊です。
【おすすめポイント】楽しいお話や童謡に関する絵本が多い中でスケールの大きな感動のどんぐり絵本。絵本離れが進んでくる年齢のお子さんや大人の方にもぜひ読んで頂きたいお話です。
おまけ「どんぐりの図鑑」のおすすめ
ひろった・あつめた ぼくのどんぐり図鑑
【内容】じっくり観察すると似ているところもあるけれど実は、どんぐりひとつひとつがみな違っていておもしろいということを教えてくれる絵本
リアルなスケッチで描かれていて、海でひろったどんぐりや外国のどんぐりまで載っています
同じ種類のどんぐりなのに形もいろいろ、色もいろいろ
【おすすめポイント】拾ってきたどんぐりと似ているものはないかな?と比べっこすると楽しいですよ
虫にたべられたどんぐりの中身が気になる人もぜひ読んでみてください
どんぐりノート
【内容】どんぐりをまるごと紹介したどんぐりの図鑑
【おすすめポイント】どんぐりの種類はもちろん、遊び方から食べ方まで紹介しています。ノートのように外に持ち出して見比べながら使うことができるものポイント
まとめ
お散歩にでかける前に読んだり、どんぐり拾いをした後に読んだりいろいろな楽しみ方ができますね
子どもがキラキラ目を輝かせて「どんぐいーー!」って教えてくれる光景が目に浮かびます
秋の何気ない自然だけど子どもたちにとっては世界をひろげてくれるきっかけにもなりますので、ぜひ日々の遊びに絵本をプラスしてみてくださいね